M2 Pro Mac mini 導入レポート(その2)

投稿者: Katsuro Uno 投稿日:

M2 Pro Mac miniのセットアップがほぼ終了。色々と分かってきました。

まずLogic Pro、挙動を見てるとどうもプラグインの認識にRosettaエンジンが使えるっぽいです。LogicをRosetta 2でなくシリコンNativeの状態で立ち上げても、シリコンに対応してないはずのプラグインが立ち上がります。なんとKontakt 5でも立ち上がります。(ただK5だとライブラリのオーサライズが通らず実質使用できません。)その昔64bit化の際にしばらく32bitプラグインを読み込めた感じに似てます。CubaseはシリコンNativeだとシリコン対応のプラグインしか立ち上がらないので使えるプラグインが一気に減りますね。でも安定性を考えるとこちらの方が良いかもしれない。

AAXはともかくAU/VSTは結構シリコンNativeになってると思ってましたがそうでもありませんでした。ViennaすらまだシリコンにNative対応してないものがあります。EngineもまだですしPlayはOpusにアップしないとダメ。Reasonはわざわざ最新のバージョン12にアップグレードしたのに対応まだでした。Rosetta 2でも全然動くのでいいのですが正直思ったよりもかなり時間かかってる印象です。まぁプラグインメーカー側からしたら勝手にCPU変えやがってって感じかもしれませんが。笑

そしてPro Tools及びAAXのシリコンNative対応状況です。今日はHDXカードとUAD2を挿して検証しました。両者ともきちんとシリコンNativeで動いてます。ちなみにOSはVentura 13.2です。

検証のためにMcDSPの主だったプラグインをV7にアップグレード。V7からライセンス2台分つくってのにも惹かれたので。見事HDでも認識しました。今のところFLUXとMcDSPとSonnoxがシリコンNative AAXでDSPに対応してました。これは偉い!

一度SoftubeとPlugin Alliance(NEOLDのみ)も表示されましたが、初期設定捨ててプラグインチェックをもう一度ゼロからやったらエラー表示が出て両者ともはねられました。

iZotopeはStutter Edit 2だけシリコンにNative対応。実作業を考えたらまだまだRosetta 2の使用が必須な気がします。また時折検証してはアップします。


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