Chandler REDD Mic を試す
国内に入荷してから何かと話題のChandlerのREDDマイクロホン、私のところにデモの順番が回ってまいりました。何はともあれうちのU47と比べてみます。うちの47がショートボディーなのもありますけど、REDDマイク、かなり長いです。
てっきりプリアンプを通らないスルーがあるのかと思いきや、プリアンプは常に通るんですね。外部プリを使う時は、内臓プリのゲインを下げめとの事です。
チューブへの負荷のかけ方でキャラクターを選べるそうです。DRIVEだとよりサチュレーションサウンドになるとの事。
電源には出力ボリュームがあるので、例えばDRIVEモードで内臓プリのゲイン高めにして、出力で絞るとか出来るみたいですね。
内臓プリで1回歌ってみた限りでは、今まで聞いてきた47系のイミテーションの中では断トツな気がします。良いですね。内臓プリ4でほぼNeveでも持ち上げってやってみましたが、組み合わせの相性もあると思いますが、内臓プリも使った方が良さそうな予感です。
返却前にREDD47を再び試聴です。今日はU67と一緒に。前回REDDマイクのノーマルモードしか試せなくて、高域とトランジェント感はすごく良いんだけど、Neumann的な中低域がなくてちょっと物足りないっていう感想だったけど、ドライブモードでこの感想は飛びました。個人的にはドライブモードの方がしっくりきました。
そしてREDDプリ内臓の威力はかなりあって、このマイクと好きな傾向のプリを1台持ってれば、マイクのノーマルとドライブの切り替えとか、内臓プリを多めにするか外部プリを多めにするかとかの調整で、シンガーさんに合わせて様々なセッティングを作れそうです。
私はドライブモードで内臓プリとNeve系プリと半々くらいが1番好きでした。往年の膨よかさと現代的な抜けとトランジェント感が同居してくれます。世界的にバックオーダー状態で品薄なのも納得のマイクです。
商品のご購入/ご予約/お問い合わせは
TEL: 03-3568-8363 E-Mail: info@sounduno.com