M1 Mac miniの動作を検証する(その2)
M1 Mac mini、1つのLogicプロジェクトを再生してインテルと比較しただけなのでまだまだ分かりませんが、見えてきた事があります。実は検証その1で使った比較用のLogicプロジェクトをM1 MacBook Airを購入した友人に再生してみてもらったのですが、ある意味予想通りではあるものの、CPU負荷はMac miniとほぼほぼ変わりませんでした。M1チップの性能は同じなので当然なのですが。
こちらは検証その1でもアップしているM1 Mac mini(16GB RAM)8コア使用の状態です。
こちらは友人が試してくれたM1 MacBook Air(16GB RAM)8コア使用の状態です。上のMac miniと比べると、CPUメーターの触れ方が本当に瓜二つです!(ムービーに音量差あるので再生時はお気をつけください。)
今後シリコン仕様のMacBook Pro 16インチやiMacが出る際にM2チップなどが登場するのかはまだ分かりませんが、今回発売されたM1チップのモデルで一番恩恵を受けたのは、巷の評判通りMacBook Airで間違いなさそうです。バッテリーの持ち時間やファンレス仕様、おまけにMac miniと同等のパフォーマンスが出るなら、普段持ち歩きのMacとしてAirは最高の選択といえるかもしれません。
ここでもう一つおまけ比較を。M1 Airを買った友人は、MacBook Pro 16インチの最高峰も持っているので、そちらでも試してもらいました。
MacBook Pro 16インチ Core i9 2.4GHz (8core)(64GB RAM)で再生した状態です。(ムービーに音量差あるので再生時はお気をつけください。)
そして検証その1で掲載したインテルMac mini Core i7 3.2GHz 6コア(32GB RAM)での再生状態。CPUクロックではMac miniが上ですが、CPUの世代が2世代違いますし、Core i7とi9の違いもあります。MacBook Pro 16インチはまだ使ってないコアがありそうですので、MacBook Pro 16インチの方が少し上なのかな?なかなか良い勝負です。笑
今回M1 Macの動作検証をするにあたり、なんと!!あのDTMステーションの藤本さんとコラボさせていただいております。私がLogic担当、藤本さんはLogic以外のオーディオインターフェースやDAW、プラグインなどの検証という形で分担いたしました。(明らかに藤本さんの方が物量過多です。。笑)
以下のリンクがM1 Macを検証された藤本さんのDTMステーションです。とても興味深い記事になっておりますのでこちらもぜひご覧ください!!
『M1チップ搭載の新型MacはDTMに使えるのか? DAW、プラグイン、オーディオインターフェイスなど動作状況をチェックしてみた』
最後に、このページで使用したLogicプロジェクトは以下のリンクからダウンロードできます。もしよろしければご自身の環境でもお試しください。(本当に適当に作ったプロジェクトですのでご容赦ください。。笑)