マーカー機能が強化されたPro Tools 2023.6を試す
Pro Tools 2023.6、こちらのアップデート内容がかなりすごいです!正に待ってましたという感じ。リンク先のビデオの説明がそこそこ早くて思わず「日本語でお願いします!」といいたくなるけど(笑)Atmosをやってる方にはかなり画期的な内容が含まれてると思います。
バイノーラル、2.1、5.1、7.1、5.1.2、5.1.4、および7.1.4のリレンダリングをPro Tools StudioとUltimateから直接バウンスできるようになり、Pro Tools Ultimateでは、9.1.6のリレンダリングをバウンスすることも可能というのも相当便利になったのではないかと思います。
『Pro Tools 2023.6 新機能紹介はこちら』
更にマーカー機能が大きく強化されたということで、期待を込めてアップデートて試しましたが撃沈です。。
ライブマニピュレートにPro Toolsを使う際、最初は曲ごとのPro Toolsセッションを作成するので本番用にはセッションインポートを無茶使うのですが、これまでのバージョンではマーカーをインポートするとインポートした側のマーカーが全部書き換わってしまうので使い物になりませんでした。
そこに2023.6の新機能!!トラックにマーカーが紐付くためインポートしても書き換わったりしないはず!と検証してみました。
1曲目のPro Toolsセッションに2曲目をインポートする際、100小節のオフセットをかけてインポートしたところ、、2曲目のマーカーは見事1小節目にインポートされました。。オーディオはもちろん101小節目。マーカーにはオフセットがかかってません。1曲目のマーカーが書き換わらず残ってるので大きな進歩ですが、これではやはり使い物になりませんね。いろいろ設定変えて試しても変わらず。「マーカーを編集に追従」マークはオンです。マーカーはあくまで絶対位置だからこれで正しい動作なのかな?
Avidのアップデートっていつもこういう落とし穴がある印象です。ぜひとも次のバージョンでインポートの際マーカーにもオフセットがかかる設定を追加して欲しいです。
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