ブース用のカーペットをあれこれ検証
昨年後半に行ったスタジオのブラッシュアップ後、クオリティを保ってるかどうかのチェックはきちんとしましたが、カスタマイズによる音の変化までやってなかったので、昨日からやっと重い腰を上げました。ブースをフローリングにした後入れたカーペットで基本問題ないのですが、カーペットの面積をもっと小さくしてみたらの実験を実行中です。
壁に貼ってある吸音パネルはところどころ外せるようにしてあるのですが、壁の吸音パネルを減らすよりも、カーペット折りたたんでフローリングをどれだけ露出させるかでの調整の方が音的には魅力ありそうです。ブースをフローリングにした際に部屋のアンビエンスがどれだけ重要かをあらためて思い知りました。マイクやプリを変えるよりも遥かに劇的に変わります。
今のところもう少し面積の小さいカーペットをデフォルトにしようかと検討中です。ただフローリングがより露出すると音は明るい方向に行くので、セッションによっては大きいカーペットがフィットする場合もあるとは思います。セッション始まってからこの狭いブースでカーペット変更するのは大変なので、タイルカーペットをたくさん用意して、枚数で調整するのもありかもしれません。目指すはうちで録ったら良いテイクが録れた!という印象が残るスタジオです。
少し小さめのカーペットを試すべく、朝イチでIKEA行ってちょうど良い大きさのカーペットを買ってきました。ボーカルいくつか録ってみた後に、購入済みの大きめのカーペットをIKEAで買ったカーペットと同じ大きさに折り畳んで比べてみたのですが、録り音が結構違います。IKEAで買ったカーペットの方が音像が大きく感じます。
私が同じ歌い方出来てないだけかもしれないので、折り畳んだ方を試してから再びIKEAで買った方に戻してみましたが、やっぱりIKEAの方が音像大きいです。好みもあるとは思いますが私はIKEAの方が好きでした。
カーペット同じ大きさでも結構違うとなると、これは本当に終わりなき旅になりそうな気もします。ただマイクやプリでこの違い出すとなると相応の出費ですが、数千円〜1万円くらいで変わるんだからある意味お安いのかもしません。これまで使ってた大きいカーペットで問題があるわけではないので、それを維持しつつ1枚ずつ試してみるしかないかもです。問題は試してボツになったカーペットをどうするか、、、
うちのブースは狭いので出来ること限られると思ってましたが、こういう検証が出来ている段階でフローリングにして正解だったかもしれません。音像大きく録れた時の音の存在感はフローリング前より増していると思います。明後日追加カーペットが届くけど果たして?
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