Lewitt PURE TUBEを試す

投稿者: Katsuro Uno 投稿日:



エンジニアの加納洋一郎さんがLewittのチューブマイク、Pure Tubeを持って来てくれて、マイクレビューのために弊社スタジオを使っていただいたので、RECが終わった後に自分の声でも試させてもらいました。

一応比較用として弊社自慢のビンテージU67も並べて録りました。このU67の選択に特に深い意味はなく、単にうちでボーカル用として1番出番が多いから立てただけだったのですが、Pure TubeとビンテージU67を交互に聴き比べて加納さんと「えっ!?」っと。両者の音像がかなり似ています。これは予想外な展開。

Pure Tube、特に67に寄せて作られたわけではないみたいですが、67に寄せて作られた現行のマイクって高域が今時の音だったりして、あくまで何となく雰囲気が67っぽい現代のマイクって感じが多いと思うのですが、Pure Tubeは音の存在感が67とタメ張ってます。音像が67に負けずでっかい!この存在感って現行マイクであまり聞いたことないかもしれません。すごく歌い易いです。

よく聴き比べると67の方が歪み感は少しあります。Pure Tubeの方が滑らか。でもひょっとして、67の音像の大きさがありつつ音が滑らかって、今はそっちの方が良い場面あるんじゃない?って感じします。ボーカルに特化したマイクとの事ですが、この音像は何にでも使えそうですし。

そして何よりお値段が良心的!コスパ無茶高いのではないでしょうか。ここ数年の値上げラッシュと円安で老舗のマイクブランドはおいそれと手が出ないお値段になったりしてますが、無理して数十万とか百万越えのマイクにするのなら、その前に一聴の価値は十分あると思います。

↓以下のリンク先にエンジニア加納さんのレビューもあります。RECソースの試聴も可能ですのでぜひそちらもご参照ください。
『加納 洋一郎 – PURE TUBE レビュー』

↓製品ホームページはこちら
https://www.lewitt.jp/microphones/lct-recording/pure-tube


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